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小西康裕 (工学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小西 康裕(こにし やすひろ、1954年12月 - )は、日本の工学者。工学博士大阪府立大学教授。

東京農工大学工学部を卒業した後、大阪府立大学で修士課程および博士課程を修了。現在、大阪府立大学大学院工学研究科物質・化学系専攻化学工学分野に所属。微粒子素材の創製、金属資源のバイオ処理、異相系反応を主な研究領域とする。

最近では、工場排水に含まれるレアメタルを回収するため、微生物の「呼吸」を利用する方法の開発で脚光を浴びる。これは、従来の手法と比較して作業時間と費用の削減が可能な利点があり、資源価格高騰に対する解決策として期待されている。[1]

著書

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  • 微生物資源工学(分担執筆), コロナ社, 1996
  • Principles of Gas Desorption from Liquids, Gulf Publishing, 1990

脚注

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  1. ^ asahi.com「レアメタル回収に微生物 「鉄呼吸」活用、割安お手軽」2008年11月10日